「気になったら、完璧になるまで」
当たり前を極める現場監督
当たり前を極める現場監督
飯田 有稀(いいだ ゆき)
/- 工務部

入 社 / 2023年
職 種 / 工務部 現場監督
出身地 / 三重県
出身大学 / 東海工業専門学校金山校 建築学科
現在の仕事内容
工務部で現場監督をしています。設計図面をお客様や職人さんと共に、家を最高のカタチにしていく仕事です。工事全体の品質・安全・工程の管理が主な業務ですが、その内容は多岐にわたります。
工事の過程によって関わる業者さんは全く違い、大工さんはもちろん、屋根屋さん、外壁屋さんなど本当に様々な方と協力して現場を進めます。常に新しいことを学べるのが本当に面白いです。プライベートでもつい建物の「収まり」を見てしまうほど、この仕事に夢中ですね。
仕事をする上で「検査」は何より重要。「まぁ、いっか」という少しの妥協が品質を下げてしまうので、自分が少しでも気になった点は見過ごさず、完璧を目指すことを徹底しています。周りからは「真面目だね」と言われますが、お客様の大切な家づくりなので、私にとってはこれが「普通」なんです。疑問点はマニュアルを読み込んで理解できるまで調べ、それでも分からなければすぐに質問する。この繰り返しで、日々成長を実感しています。
今の仕事のやりがい
初めて私が担当したお客様のお引き渡し式が、忘れられない感動体験です。お客様が元大工さんだったこともあり、正直ハードルが高いと感じていましたが、その分「絶対に良い家にしたい」という想いは人一倍でした。
お引き渡し当日、ご家族の想いが詰まったムービーが流れると、お客様が大号泣。その姿を見て、私も涙が止まらなくなりました。
さらに感動したのは、その後のセレモニーでいただいた言葉です。「ありがとう」という言葉ももちろん嬉しかったのですが、「家づくりはこれで終わりだけど、関係まで終わりにするのは嫌だ!いつでも遊びに来てほしい」「仕事としてじゃなくて、別な形でこれからも付き合っていきたい」と。仕事を超えた信頼関係を築けたことが本当に嬉しくて…。後日、完成した新築でのパーティにもお誘いいただき、お客様の最高の笑顔と感動の瞬間に立ち会えるこの仕事の素晴らしさを、改めて実感しました。
この会社に決めた理由
地元・鈴鹿でおしゃれな建物を見かけ、「ここ、カフェかな?」と思って検索したのがハウスクラフトを知ったきっかけです。
就職活動では、ビル建設やカーテン業界など幅広く見ていました。ハウスクラフトのインターンシップに参加したのは、そんな時です。そこで感じたのは、社員の皆さんの雰囲気の良さ。特にスタイリストの先輩お二人の楽しそうなやりとりを見て、「この人たちと働きたい!」と強く感じました。
「もっとこの会社を知りたい!」という一心で3回もインターンに通い詰めるうちに、お客様や設計士の想いを最終的にカタチにする「工務」の仕事に大きなやりがいを感じるように。「ここで働いたら絶対に楽しい!」という直感が、私の入社の決め手です。入社後もその印象は変わらず、先輩方は本当に面倒見が良く、会社の雰囲気の良さを日々感じています。
将来の夢
まずは、現場監督として「工務を極める」ことが一番の目標です。今はまだ先輩や職人さんに教わったり、助けてもらったりすることが多いですが、これからは業者さんから質問される前に、先回りして的確な答えを出せるような監督になりたいです。
そのために、一つひとつの現場で起きた成功や失敗の経験を次に必ず活かすことを意識しています。現場で様々な知識を吸収し、お客様に心から喜んでいただける家づくりを追求していきたいです。
そして長期的には、学生時代からずっと興味があった「店舗設計」にも挑戦してみたいという夢があります。まずは現場監督として一人前になり、将来的には仕事の幅を広げていきたいです。
私にとっての社長の存在
社長がお話しされることは、いつも「全部共感できる」と感じています。会社の理念や目指す方向性など、心から納得できることばかりです。
私が入社を決めた理由の一つである「社員同士の仲の良さ」や、他の会社の友人からはあまり聞かない「プライベートでも遊びに行くほどの良好な関係性」は、まさしく社長が創り上げてきた会社の文化そのものだと思います。先輩方が忙しい中でも後輩に親身に向き合ってくれる面倒見の良さも、社長が大切にしている価値観が会社全体に浸透しているからこそです。社員一人ひとりが仕事に誇りを持ち、いきいきと働ける。そんな素晴らしい環境を創ってくださる、大きな存在です。