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限界を超えた先に、本当の成長がある。

和田 亮二(わだ りょうじ)

  • 工務部
入 社 / 2013年
職 種 / 工務部部長
出身地 / 三重県
出身大学 / 名城大学 理工学部 電気電子工学科

現在の仕事内容

工務部の部長として、主に現場監督の管理業務を行っています。部下が担当する住宅の施工管理が円滑に進むよう、進捗や品質を統括するのが私の役割です。若手メンバーが「大丈夫です」と報告してくれても、自分の目で確かめないと心配で、以前は直接現場に足を運ぶことも多くありました。
最近では、会社全体でDX化を推進しており、360度カメラのようなツールを使って現場の状況をリアルタイムで確認できるようになりました。これにより、移動時間を削減しつつ、より多くの現場を正確に把握できる環境が整っています。
また、住宅だけでなく、自社で運営する飲食店「Wim」の店舗施工管理など、特殊な案件も部長という役職になってから担当するようになりました。会社の事業拡大に伴い、私の仕事もより多岐にわたっています。常に新しい挑戦ができる、刺激的な毎日です。

今の仕事のやりがい

やりがいを感じるのは、自分が描いた計画が「ピタッとハマった時」です。工事の工程や、職人さんとの打ち合わせで決めた「納まり」が、現場で寸分の狂いなく実現した瞬間は、難しい問題を解いた時のような達成感があり、グッときます。
感動したエピソードで忘れられないのは、入社初日(9月1日)に参加したお引き渡しセレモニーです。当時は社員全員で参加しており、私も見学に行きました。そこで、お客様と担当者が共に歩んだ家づくりの軌跡をまとめたDVDが流れたのですが、全く無関係の私まで感動して泣いてしまったんです。お客様を心から「おもてなし」しようという会社の姿勢に触れ、ここで働くことの意義を強く感じた瞬間でした。
また、部下の成長も大きなやりがいです。1年前は何もできなかった未経験のメンバーが、今では自分以上に深く物事を考え、現場を動かしている姿を見ると、頼もしさと共に「もっと挑戦できる環境を作りたい」という意欲が湧いてきます。

この会社に決めた理由

転職を考えていた当時、私は大手企業しか視野になく、「中小企業はリスクが高い」という考えを持っていました。しかし、前職の同期を通じて出会った遠藤社長と話す中で、その考えは180度変わりました。
決め手は大きく二つあります。一つは、社長から「君の成長のために、ウチを踏み台にしてくれていい」と言われたことです。当時社員6人ほどの少数精鋭の環境で、営業から設計、工務まで幅広く挑戦できることに、自分の成長の可能性を感じました。
もう一つは、社長の「ピュアで素直な人柄」です。取り繕うことなく、こちらの質問にも驚くほど速いレスポンスで本音を語ってくれました。その誠実な姿勢に、「この人となら面白い仕事ができそうだ」と直感的に感じたんです。「もしダメだったら、また転職すればいい」という覚悟で、その場で入社を決めました。リスクを恐れるよりも、この熱量に飛び込む方が絶対に面白いと確信したからです。

将来の夢

「社長になりたい」といった役職へのこだわりはあまりありません。それよりも、「社員がもっと働きやすい環境を作りたい」という気持ちが強いです。
具体的には、AIやDXツールを積極的に活用して、事務処理などの時間を徹底的に効率化したいと考えています。例えば、1時間かかっていた作業が30分で終わるようになれば、残りの30分を「お客様の感動をさらに高めるための時間」や、「社員自身のプライベートを充実させる時間」に使うことができます。
私自身、趣味のキャンプが家づくりのヒントになることがあるように、仕事とプライベート双方の経験が人生を豊かにし、結果的に仕事のパフォーマンスを上げると信じています。そのために、まずは自分が率先して新しい技術や知識を学び、それを社内に広げていくことで、会社全体の生産性と創造性を高めていきたいです。仕事も遊びも本気で楽しめる、そんな最高の組織を創り上げることが私の夢です。

私にとっての社長の存在

社長というよりは、「親方」や「部活の先輩」という感覚のとても距離の近い存在です。入社の決め手にもなったのですが、今も昔も変わらず、とにかくピュアで素直な人ですね。取り繕うことなく本音で語る姿勢は、初めて会った時からずっと変わりません。
仕事の面では、元々は現場の大工ですが、その強みは専門知識の深さというよりも、物事の「核心」を見抜く力にあります。まるで漫画『ONE PIECE』のルフィのように、私たちが会社としてどう問題を解決しようかと考えている時に、「お客様が本当に求めているのはここだよね」と、エンドユーザーの視点から本質を瞬時に指摘してくれるんです。そのスピードと的確さにはいつも驚かされます。
プロでありながら、常にお客様と同じ目線で物事を捉えることができる。単なる上司という枠を超えて、人として、ビジネスパーソンとして常に刺激を与えてくれる、そんな存在です。