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「好き」を仕事に!
現場経験が私のプランニングの強みです

野呂 美咲(のろ みさき)

  • 設計部
入 社 / 2019年
職 種 / 設計、プラン作成、構造検討、資料作成など
出身地 / 三重県
出身大学 / 金城学院大学 生活環境学部

現在の仕事内容

設計部に所属し、お客様の夢を形にするためのプラン作成や構造検討、各種資料作成などを担当しています。入社後、4年半は現場監督として家づくりの最前線を経験しました。その経験は、現在の設計業務に大きく活きています。プランを考える際には、デザイン性はもちろん、「この納まりは現場で実現可能か」「職人さんはどう施工するだろうか」といった現場目線での検討を常に意識しています。机上の空論で終わらせない、リアルな家づくりに基づいた設計が私の強みです。
現在は主に、規格住宅「ラシア」の設計を担当しており、営業担当を通じてお客様のご要望を伺い、プランに落とし込んでいます。最近では、私と同じように現場監督を経験した設計部の後輩の指導にも携わるようになりました。現場を知る設計士として、お客様にとっても、家づくりに関わる職人さんにとっても、より良いプランを追求し続けていきたいです。

今の仕事のやりがい

現場監督時代の経験が、今も私の大きなやりがいです。先日、会社の感謝祭で5年前に担当させていただいたお客様と再会しました。現場監督は、着工前の「決定仕様書」の打ち合わせでお客様と初めて顔を合わせることが多いのですが、当時、女性監督が珍しかったこともあり、お客様も最初は不安だったそうです。しかし、打ち合わせ後にお客様同士で「野呂さんなら大丈夫そうやね」と話してくださっていたことを、後日お引渡しの際に教えていただきました。その言葉が本当に嬉しくて、今でも心に残っています。
そして感謝祭で再会した際に「今も快適に過ごしています!」と笑顔で声をかけていただけたこと、そして私のことを覚えていてくださったことに、深く感動しました。家が完成してからも続くお客様との繋がりを実感できる瞬間であり、「この仕事をしていて良かった」と心から思える原動力になっています。

この会社に決めた理由

学生時代から住宅業界に興味があり、合同説明会でハウスクラフトに出会いました。最終的な決め手は、洗練された「デザイン」です。パンフレットに載っている家を見て、「将来自分が家を建てるなら、こんな家に住みたい!」と直感的に思いました。また、説明会や面接を通して感じた、社長やスタッフの方々の距離の近さ、アットホームな雰囲気にも惹かれました。
入社当時は設計職を志望していましたが、ハウスクラフトではまず現場を知るために、全員が現場監督からキャリアをスタートします。当時、女性の現場監督は社内にいなかったため正直不安もありましたが、上司や先輩方が「大丈夫だよ」と親身にサポートしてくれました。覚えることが多く、考える暇もないくらい必死な毎日でしたが、そのおかげで家づくりの本質を学び、今の設計の仕事に繋がる貴重な経験ができたと感謝しています。

将来の夢

私の将来の夢は、「野呂さんにプランをお願いしたい」とお客様からご指名いただけるような設計士になることです。そのために、まずは完全自由設計の「アーキア」という商品を任せてもらえるようになることが目標です。お客様一人ひとりの想いを深く理解し、現場監督として培った知識と経験を最大限に活かして、私ならではの「自分らしい設計」を確立したいと思っています。
そして、もう一つ考えている夢があります。それは、地域の高齢者の方々と連携すること。例えば、老人ホームの方々が得意な手仕事で作った模型や小物を、私たちの家づくりに取り入れることができたら素敵だなと考えています。家づくりという仕事を通して、お客様だけでなく、地域社会にも貢献し、新しい繋がりを生み出していくことが、私の大きな目標です。

私にとっての社長の存在

私にとって社長は、「好きなことを追求し、進化し続ける、生き方がかっこいい人」です。
「一体いつ寝ているんだろう?」と思うほど、常にエネルギッシュに活動されていて、それでいて社員からの連絡には驚くほどレスポンスが早い。社長という立場にありながら現状に満足することなく、常に読書などで学びを深め、会社の未来、そして私たち社員の未来のために新しいことに挑戦し続けています。
その姿を見ていると、私たちも「もっと成長したい」と自然に思わされます。会社を引っ張るリーダーでありながら、誰よりも学び、行動する姿勢は、心から尊敬しています。社長自身が「好きなことをして生きる」を体現しているからこそ、私たち社員も自分の「好き」を仕事で追求できるのだと感じています。